札幌の中心で英国を叫ぶ

札幌の中心で英国を叫ぶ

英国靴と服が大好きな高校生のブログです。

お久しぶりです。 購入報告と靴のメンテナンスについて

どうも、お久しぶりです、中村GregことGregoryと申します。
前回の更新から実に二ヶ月もの期間が空いてしまいましたが、私は健在です。単純に実生活が忙しく、ラップトップを開いて記事を書く時間が取れなかったのが主な原因です。

まあそんな事は置いておいて、本日は何の話をしていくかと言いますと...

 

購入報告(~7/19)

になります。3つ前の記事で「Foster&Sonっていいよね〜欲しいな〜」的なことを書いていたにも関わらず、全く関係の無い靴を購入している事を先に謝罪しておきます。

ゴメンRif○re!!でもコイツらが欲しかったんだ!!!

はい。じゃあさっさと買った物等について書いていきます。

 

Oriental STANLEY

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画像はTrading Post様よりお借りしています 

 

Oriental自体は靴好きの方ならご存知かと思いますが一応、奈良県に工場を構える日本の靴メーカーさんですね。
Oriental自体は国内外の靴メーカーさんの靴を取り扱っている企業(代表的なのはWH、HIROSHI TUBOUCHI、エンツォボナフェ等)なのですが、そこのファクトリーブランドとして、主にGoodYear Welted製法の靴を製造しているのがOriental(以降Orientalと表記する場合にはこちらの工場を指します)になります。

クオリティは他の日本製靴に引けを取らないどころか、その革質、木型、ブランドイメージと価格のバランス等考慮すると他のブランドよりもコスパが高いのでは?と感じさせる程です。

Orientalはその製品を大きく4つのラインに分けて展開しており、値段が安い順から、Regular Goodyear、Superior Goodyear、Beveled Goodyear(Goodyearとマッケイのコンビ)、Top Gradeとなっております。

長くなりましたが、今回私が購入したSTANLEYはSuperior Goodyearラインのものになります。
ソールはヒドゥンチャネルで薄くステイン仕上げされており、アッパーにはヨーロッパ産ボックスカーフ(クロム鞣の黒いカーフ)を使用しており、滑り革は起毛した物が使われています。

デザインはオーソドックスなクォーターブローグ....に見せかけて、ロングヴァンプだったり、スワンネックがついてたり、実はロングヴァンプに見せかけてヒール部分のデザインを際立たせるために一部くびれてたりで結構面白いデザインです。

因みに、パーフォレーションは子穴のみが高ピッチで連なるタイプなのですが、この靴に関してはあまり抵抗がありませんでした(普通は親穴がないと発狂する人)。
安っぽさを感じさせない様な佇まいが、控えめな装飾とうまく共存しているんだなと思います。

スコッチグレイン買うよりこっち買った方が満足度高いんじゃ...嘘ですインペリアル欲しいです。黒箱も買いに行きたいです(地方勢故参加出来ず)。

気になった方は是非オンラインショップへどうぞ(アフィは入らないのでご安心を)

oriental-shoemaker.com

 

Enzo Bonafe EB-19

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画像はAmazonより拝借

 

多分Bonafe好きでも知ってる方は少ないんじゃないかと思う、知る人ぞ知るAmazon販売モデルEB-19です。製法は多分グッドイヤー&マッケイで、革は謎のピカピカに光るカーフ、ソールの仕上げは通常のものと変わらないので割愛しますが、とにかく謎の存在です。

なんでこんな謎靴を買ったかって??「メルカリで新品が半額で売られてたから」以外に要るかい?すいません調子乗りました。

そんな謎Bonafe君なんですが、僕的には大満足です。結構細身でソールも薄く、またレイジーマンなので登下校時、学生でごった返す玄関でいちいち紐を解いたり結んだりする必要がないのは大きな利点ですね。
ただその利便性と引き換えに、サイドエラ系の靴は皆一様に踵を抉ってきます。ええもうそれは鬼のように。何を隠そう、僕も履き下ろし当日に両踵を負傷し、帰り道では「四つん這いで帰りたい」「何故先人の教えに背き絆創膏を持っていかなかったのか」という思いに支配されていました。

 

f:id:greggoldy_nakamura:20200719115132j:plain              気分は正にこんな感じ

 

 ただやっぱり便利ですね、レイジーマン。しっかりサイズを合わせれば踵が抜けることもないですし、紐靴のようなホールド感はローファーには作り出しがたい安心感を与えてくれます。正直言って滅茶苦茶気に入りました。多分次買うのもレイジーマンじゃないかな...

デザインは普通のフルブローグで、特にこれと言った遊びは感じられなかったのですが、フルブローグ(本家はブラインドかつイミテーション)でレイジーマンスタイルなんだから、トーはチゼルかなんかにしなよ!!!とか思いました。微妙に中途半端な感じが否めない.....

 

靴のメンテナンスについて

やっと記事タイトルどっちも回収できますね。次は最近靴のメンテについて感じていることをつらつらと書いていきます。

まずはペネトレイトブラシについて。いや、アレは良いモンですよ。滅茶苦茶使いやすいです。クリームもつけ過ぎずに済みますし、指も汚れないし、滅茶苦茶便利です。

と言うことでお持ちでない方は是非この機会に買ってみては如何でしょう。


これはアフィ入りますのでご入用の際は是非.....()

何気に人生初アフィリンクかもしれません。おすすめの商品を検索して色々設定するだけでアフィになるとは...ITってスゲー!!!

 

それでですね、まあメンテナンス繋がりで。先日僕が編み出した(既出の可能性大)サイドポリッシュ術についてお話しします。

どう言うことかと言うと、まあ端的に説明すれば「一番曲がりやすいボールジョイント部分はワックスのせる面積狭くしよう、あ立体感も出るわこれ」的な感じのアレです(圧倒的説明不足)

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被検体:Cheaney Wilfred

割と綺麗に仕上がると思うんですよねコレ、よかったら試してみてください。
コツは踵に向かうにつれて面積をだんだん大きくすることですかね、立体感が段違いです。